社交不安障害とは何か。【体験談あり】
 随時更新予定です。

目次

社交不安障害とは何か。【体験談あり】

 

こんばんは!ほむくまです!

 

あなたは社交不安障害という病気はご存知でしょうか??

 

「パニック障害」や「うつ病」などは皆さん知っていると思いますが、最近「社交不安障害」という病気も年々増加傾向にあるらしいです。

 

今回は「社交不安障害」とは何か簡単に説明していきますね。

 

ほむくま
ちなみに私も社交不安障害で闘病中です。
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社交不安障害

 

MSD家庭用マニュアルでは

 

社交不安障害とは、特定の社会的状況や人前に出る状況に対して恐怖や不安を抱く状態です。多くの場合、そのような状況を避けたり、多大な苦痛を感じながら耐えたりします。

 

と記載されています。

 

人間誰しも不安を抱くことはあります。発表を例に考えてみましょう。

 

普通の人の場合

 

人前で話すときや失敗したくない状況ではどんな人であれ多少は心配すると思います。

 

症状としては胸がドキドキしたり、声が震えたりします。

 

しかしこの症状は、終わってしまえばなくなります。例え失敗しても時間が経過していくうちに切り替えることが出来ます。

 

社交不安障害の人の場合

 

一方、社交不安障害の人は、「自分がどう見られているか」という考えが強くある傾向があります。

 

例えば、発表中に声が裏返ってしまった時を考えてみます。

 

社交不安障害の人は声が裏返ってしまったことに対して過剰に反応します。

 

そして過剰に反応した結果、より心の緊張を強くしてしまいどんどんネガティブな考えと悪化していきます。

 

また発表後も普通の人と違いリラックスすることが出来ません。

 

発表後も「自分がどう見えていたか」という考えにとらわれてしまいます。

 

「さっきの発表変だと思われていないかな…」「皆不審に思っていないかな」など悩み続けます。

 

そして出来なかったことを悔やみ、いつも心に不安を抱えた状態になってしまいます。

 

社交不安障害の人の特徴

 

それでは社交不安障害の人の特徴はどんなものか紹介していきたいと思います。

 

簡単に説明すると以下の通りです。

 

社交不安障害の特徴
  • 心配しすぎる
  • 考えすぎる
  • 備えすぎる

 

これらは「社交不安症がよくわかる本」を参考にしました。

 

心配しすぎる

 

一つ目の特徴として「心配しすぎる」ことです。

 

先程、発表を例に社交不安障害の人について簡単に説明しました。

 

人前に立つと異常な不安感が現れ、「うまくできるだろうか」「失敗しないかな」など心配事がどんどん溢れ出てきます。

 

初めの方は発表という限局した状況(例えば、会食や電話応対など)で不安を感じるのですが、放置していくと日常の出来事に対しても心配事が溢れ出ていき生活に支障が出てきます。

 

私の体験談

 

私の体験談を踏まえて少し説明したいと思います。

 

私の場合は、実習試験というのがきっかけで悪化しました。

 

「うまくできるかな…」「落ちたらどうしよう…」など

 

毎日心配事があり体にも影響が出てきました。

 

試験終了後も不安感は消えず、友達との食事や筆記試験でも心配事や不安、体の不調が続くようになりました。

 

私の詳しい話は関連記事に載せておきます。

 

考えすぎる

 

社交不安障害の人は悪いことばかりを考えてしまいます。

 

「悪口を言われたらどうしよう」「嫌われていたらどうしよう」など

 

悪い結果を予測し、気持ちを前に出来ることができません。

 

その結果どんどん心配や不安な気持ちが溢れ出てきます。

 

心配や不安な気持ちが溢れ出てくると自分なりに対策をとったり、その状況を避けようとします。

 

しかし不安な状況を避けることにより人と接する機会が減少してしまいます。

 

人との関係に対する不安は減りますが、日常生活に多大な影響が現れます。

 

私の体験談

 

社交不安障害になってからは、友達との食事や遊びを断るようになりました。

 

なぜ断るのかというと、「出された食事を全て食べられるかな…」「途中で吐いたらどうしよう…」

 

など不安があったからです。

 

今現在もあまり親しくない人との食事は何かと理由をつけて避けてしまっています。

 

しかしある程度親しい人とは食事をとることは薬や訓練により出来るようになりました。

 

備えすぎる

 

こちらも社交不安障害などの不安障害の人はなりやすい傾向があります。

 

まじめな人や几帳面な人、完璧主義な人は特になりやすいです。

 

また発表を例に考えてみましょう。

 

大事な発表の前には、

 

●資料を完璧に作りこむ

●発言内容を全て決めて原稿に書く

●あらゆる質問に対して解答できるようにメモを大量に書く

 

など細かな対策が普通の人に比べてあります。

 

対策をするのは素晴らしいことなのですが、対策を立てれば立てるほど不安感が大きくなります。

 

そして結果的に「対策を立てないと不安」という状態に陥り、より一層対策が増えてまた不安が大きくなるという悪循環にはまります。

 

私の体験談

 

私も発表前は入念に対策をしました。

 

発表する際は原稿に一言一句決めて作りました。質問に対しても自分で考えられることは全て書くようにしました。

 

しかし想定していなかった質問が来ることがありました。

 

その場は何とかやり過ごすことが出来たのですが、次回の発表準備の時は前回よりより一層対策を立てるようになりました。

 

なぜなら不安が溢れ出てきて「うまくいかなかったらどうしよう」など心配事が多かったからです。

 

そして結果的に「こんなことなら発表しなければよかった…」「これ以上頑張ったって無駄なんだ…」

 

などネガティブな考えが出てきて、発表することを避けるようになりました。

 

ほむくま
社交不安障害の人は、頑張っているのですがなかなかうまくいくことが出来ません。
なので周りのサポートも大事なのです。

アリス
周りの人のサポートがあるだけでも救われるのですね。

参考書籍及びサイト

 

 

 

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