
こんばんは!ほむくまです!
前回の記事では社交不安障害とはどんな病気か説明しました。
今日の記事では、社交不安障害はどのように治療していけばいいかを簡単に説明したいと思います。
「薬だけで治るのかな」「薬は怖くて使いたくないな」など様々な不安があると思います。
実際、私もかなり不安でした(笑)
でも医師を信頼して頑張って治療中です!
今回の記事では、
- 現在、社交不安障害と診断され、治療中の人
- 家族や友人が社交不安障害と診断された人
などにおすすめな内容となっています。
また治療については自分の体験談も踏まえて説明しようかと思っています!
目次
認知行動療法と薬物療法
最近の治療では、「認知行動療法」という治療法が有効であることが分かりました。
昔は薬を使って治療するのが主流でしたが、薬は不安を抑えるだけなので、薬を飲むのを止めてしまうと再発するリスクが高かったです。
しかし、「認知行動療法」を行うことにより、薬を使うだけの場合より効果が期待でき再発するリスクも減ることが分かりました。
まずは薬を使った治療と認知行動療法について簡単に説明していきたいと思います。
薬を使った治療【薬物療法】
まずは薬を使った治療法(薬物療法)について説明します。
社交不安障害の人は、普通の人に比べて「不安」が大きすぎる傾向があります。
普通の人は「安心感」が「不安」に比べて大きいのですが、社交不安障害の人は、「不安」が「安心感」より大きいです。
そこで薬を使うことで「不安」をやわらげます。
すると心の中で「安心感」が占める割合が相対的に大きくなります。
これにより、今まで不安で挑戦することが出来なったことに挑戦することができます。
また挑戦した結果、「成功した!やればできるじゃないか」など成功体験を積むことができ、心の中にある「安心感」を大きくすることが出来ます。
それでは薬物療法のメリットとデメリットを紹介したいと思います。
- 薬を飲むだけで簡単に不安を取り除くことが出来る。
- 認知行動療法に比べると効果が早い。
- 薬だけで完全に治すことは難しい
- 不安がもともと強かった人が薬をやめると再発しやすい。
まずデメリットとして、薬だけでは完治するのは難しいです。
なぜなら、薬は「不安」を抑えるだけで「安心感」を増やすわけではないからです。
先程、社交不安障害の人は薬によって「不安」を小さくすることことで、心の中で「安心感」が占める割合が相対的に大きくなると説明しました。
つまり相対的に大きくなっているだけで、実際には「安心感」は大きくなっていないのです。
そのため薬をやめることで、また「不安」が「安心感」より大きくなってしまい再発してしまうのです。
認知行動療法
そこで「安心感」を増やすにはどうすればいいか考えた結果、認知行動療法が適していることが分かりました。
認知行動療法については後日詳しいことを記事にしますが、簡単に言うと心の中にある「安心感」を増やす治療法です。
認知行動療法を通して、「自分は大丈夫だ!」という手ごたえをつかむことで、「安心感」が「不安」を小さくします。
日常生活だけでは経験できない気付きや成功を経験することで、より強く効率的に自分を信頼できるようになります。
それではメリット、デメリットを紹介したいと思います。
- 再発が少ない
- 自分を信頼することができ、成長することが出来る。
- 効果が期待できるまで長期間かかる。
デメリットとして、効果が期待できるまで長期間を要することです。
何度も成功体験を積むことで「安心感」を大きくするのですが、時には失敗することもあります。
焦らずゆっくりと成功体験を積むことでだんだんと「安心感」を大きくします。
この焦らずゆっくりと成功体験を積むことが重要です。
焦って失敗ばかり続くと、悪化してしまうことがあります。
まずは医師や心理士と一緒に認知行動療法を行い、小さな成功体験を1つずつ経験することが重要であると思います。
治療の流れ
医師ではないので、詳しいことは言えませんが、社交不安障害の程度が重い場合は先に薬物療法を開始すると記載されていました。
薬である程度不安をやわらげてから、認知行動療法を行うことで成功体験を積みやすくなりスムーズに治療を行えます。
具体的な治療法については現在勉強中です。
ちなみに私も薬を飲んで、認知行動療法をしています!
- 治療法としては、「薬物療法」と「認知行動療法」がある。
- 薬物療法では「不安」を小さくする。
- 認知行動療法では、「安心感」を大きくする。
参考書籍