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こんばんは!ほむくまです!
突然ですが、目薬が2種類出されていたときあなたはどっちを先にさしますか?
「目薬をさす順番なんてあるの??」「適当じゃだめなの??」
と思う人もいるかもしれまん。
しかし適切な順番にささないと吸収されにくくなってしまうので重要です。
今回は2種類以上の目薬をさす順番について理由を踏まえて紹介していきたいと思います。
具体的には、
- 2種類以上の目薬を使っている人
- 眼科によく通っている人
におススメな内容となっています。
目次
水性点眼剤→懸濁性点眼剤→油性点眼剤の順番がよい!
結論から言いますと、
- 水性点眼剤→懸濁性点眼剤→油性点眼剤
の順番がよいとされています。
そもそも水性、懸濁性、油性ってなんじゃこりゃって思うかもしれません。
そのため分かりやすく図にしたのが以下の通りです。
一般的には有効成分が水に溶けやすく、安定である場合は水性点眼剤。
水に溶けにくいが、安定である場合は懸濁性点眼剤。
そして水に溶けにくく、不安定である場合は油性点眼剤となります。
ここでそれぞれどのような目薬が使用されているか見ていきたいと思います。
- 水性点眼剤→クラビット®点眼液0.5%・1.5%、ヒアルロン酸Na点眼液0.1%
- 懸濁性点眼剤→オドメール点眼液0.02%など
- 油性点眼剤→調べたのですが見つかりませんでした。
そもそもなんでこの順番にするのか
ここではなぜ水性点眼剤→懸濁性点眼剤→油性点眼剤の順番にしなければならないのかについて話したいと思います。
まず懸濁性点眼剤は水に溶けにくく吸収されにくいためです。
もし先に懸濁性点眼剤をさしてしまうと、後からさした水性点眼剤により流れてしまいます。
その結果きちんと吸収することが出来ないので効果が期待できなくなります。
油性点眼剤に関しても同じことが言えます。
さらに油性点眼剤については水をはじいてしまうのでほどんどの場合は水性点眼剤の後にさすことになっています。
ここで例を挙げてみましょう。
例えば、ヒアルロン酸Na点眼液0.1%とオドメール点眼液0.02%を使うことにします。
最初に使うのは水性点眼液であるヒアルロン酸Na点眼液0.1%です。
ヒアルロン酸Na点眼液0.1%を目にさしたら5分空けてオドメール点眼液0.02%をさします。
医者や薬剤師が説明してくれるからそこまで心配しなくても大丈夫!
ここまで目薬のさす順番に関して紹介していきましたが、ほどんどの場合医者や薬剤師が説明してくれるので大丈夫です。
しかしたまに説明してくれない人もいるのでもし疑問に思うことがあったら私でもいいですし、薬剤師や医者に確認するのがいいと思います。
- 水性点眼剤→懸濁性点眼剤→油性点眼剤の順にさす。
- 先に懸濁性点眼剤をさしてしまうと、後からさした水性点眼剤により流れてしまう。
参考サイト
●くすりの適正使用協議会 点眼剤の適正使用ハンドブックQ&A
●添付文書