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リフレックスとは??
リフレックス錠(ミルタザピン)
リフレックス(ミルタザピン)はノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)と呼ばれる新しい抗うつ薬です。
飲み方は?
添付文書にはこのような記載がされています。
通常、成人にはミルタザピンとして1日15mgを初期用量とし、15~30mgを1日1回就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ1日45mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として15mgずつ行うこと。
まず初めに1日15mgを寝る前に飲んで、症状が改善しないようなら適宜増やしていきます。
15mgから始めなくても大丈夫なのですか?
副作用が落ち着いて来たら徐々に増やしていきますね。
副作用は?
副作用については以下の通りです。
- 眠気(50%)
- 口の渇き(20.6%)
- 体のだるさや倦怠感(15.2%)
- 便秘(12.7%)
リフレックスの特徴として眠気が他の抗うつ薬に比べて起こりやすいことです。
特に飲みはじめが眠気などの副作用が現れやすいです。
しかし、徐々に体が慣れて副作用も起こりにくくなります。
またもしずっと飲んでいても眠気があったり、日中での生活に支障が出る場合は医師に相談することをおすすめします。
しかし1週間したら慣れてきました。
注意点は?
注意点としては、眠気、めまい等があらわれることがあるので、自動車の運転等危険を伴う機械の操作は避けた方がいいです。
また突然薬を飲むこと辞めると、不安、焦り、興奮、めまい、錯覚感、頭痛及び吐き気などがあらわれることがあります。
状態が良くなってきても突然中止するのではなく、徐々に減らしていくことが重要です。
しかし自分の判断で中止したり、薬を減らしてはいけません!!
必ず医師に相談し、医師の判断に任せましょう。
一緒に飲んではいけない薬は?
添付文書を見ると
禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者
と記載されています。
これらに関しては医師や薬剤師がお薬手帳やカルテを見ることで判断していますのでそこまで心配しなくて大丈夫です。
もし上記の薬を飲んでいる場合は、医師や薬剤師に連絡してください。
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- NaSSAという比較的新しいタイプの薬
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- 吐き気や食欲不振、性機能障害が少ない
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- 眠気やだるさなどが多い