目次
うつ病の疫学
ほむくま
今日はうつ病の疫学について説明しますね。
アリス
疫学って何ですか??
ほむくま
まずは疫学について軽く説明してから、本題に入りますね。
疫学とは?
日本疫学会の定義をみてみるとこのようなことが記載されています。
疫学とは、「明確に規定された人間集団の中で出現する健康関連のいろいろな事象の頻度と分布およびそれらに影響を与える要因を明らかにして、健康関連の諸問題に対する有効な対策樹立に役立てるための科学」と定義される。
アリス
難しくてよくわかりません…
ほむくま
確かに少し難しいかもしれませんね。正直な話をしますと私もそこまで詳しくありませんw
電子辞書を参照してみると、地域や集団を調査し、病気の原因と考えられる要因と病気の発生の関連性について、統計的に調査することと記載されていました。
簡単に要約すると、その病気になる理由と、なりやすい人の特徴などを調査するのが疫学です。
ほむくま
正直これで合っているのか分からないです。間違えがあればご指摘お願い致します。
うつ病の疫学
それでは、本題のうつ病の疫学について説明していきたいと思います。
発症する確率
日本での生きている中で発症する確率は約7%で、女性では男性に比べて約2倍の頻度で発症しやすいです。
ほむくま
日本の人口を約1億2000万人と仮定すると、約840万人の人が人生の中でうつ病になります。
アリス
かなり多いんですね! 驚きました。
ほむくま
うつ病は珍しい病気ではありません。しかしまだ世間では理解されていない人も多いと思います。
なりやすい年齢
またうつ病は初めて発症する年齢としては20代前後の若い人が多いです。
しかし日本では、中高年者で初めてうつ病を発症する人もいます。
なりやすい性格
性格としては、メランコリー親和型性格、執着性格が知られています。
ほむくま
これらの性格については、後程説明しますね。
まとめ
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- 生きているうちに発症する人は約7%。女性の方が男性に比べて約2倍なりやすい。
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- 初発年齢は20代前後でなりやすいが、日本では中高年者も多い
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- メランコリー親和型性格と執着性格の人がなりやすい