こんにちは!ほむくまです。
先日薬剤師国家試験における勉強スケジュールの立て方について紹介しました。
今日は優秀な人と留年した人で、勉強スケジュールにどのような違いがあるかについて紹介していきたいと思います。
- 優秀な人と留年した人の勉強スケジュールを知ることができます
留年した人をBさん、Cさんとします。
薬剤師国家試験の勉強法やスケジュール例、勉強に役立つツールを紹介しています。
目次
優秀な人との勉強スケジュール
優秀なAさんは6年間、学年1桁を維持し卒業試験もストレートで合格しました。
11月に行われた統一模試Ⅱでも290点とかなりの高得点をあげています。
それでは1年間の勉強スケジュールをみてみましょう。
スケジュールを見てみると、実習が終わってすぐに勉強していたそうですね。
夏休みに入る前には6年分の過去問を終えており、9月の試験までは青本や領域別問題集をやっていたそうです。
9月以降は卒業試験対策をしています。
12月に行われた卒業試験の1次は難易度が非常に高いのですが、8割以上をとっていました。
12月以降は過去問の復習や青本などをやっていたそうです。
1日の勉強時間は6~10時間ほど。学年1桁なので基礎知識量も違うと思うのですが、努力量も半端なかったです。
留年した人のスケジュール例
はじめるのが遅かったBさんのスケジュール
一方留年したBさんのスケジュールをみてみましょう。
Bさんの学年順位は下から数えたほうが早く、期末試験もぎりぎりで通ってきました。
9月の試験はノー勉で挑み、10月中旬から本腰をいれたそうです。
11月に行われた統一模試Ⅱは135ぐらいとかなり低い点数でした。
卒業試験対策はほぼやっておらず、青本を解いていたそうです。
その結果、卒業試験の一次、二次試験も合格点に届かず、留年が決定してしまいました。
非効率な勉強で留年したCさん
Cさんは普段から勉強習慣があり、時間があるときは図書館で勉強していました。
国家試験の勉強は、誰よりも早く5年生から行っていました。
しかし結果は残念なことに、卒業試験で合格できず留年しました。一体なにがいけなかったのでしょうか?
最も考えられる原因は、非効率的な勉強でしょう。Cさんは1~2問の問題を解くのに1時間もかけていました。
難易度のきわめて高い問題なら理解できますが、簡単な問題でさえ1時間もかけていました。これだと1日に解けても10問から15問ぐらいです。
おすすめのスケジュール
ではどのようにスケジュールを立てればいいのでしょうか。一例をあげてみました。
まず8月に入るまでに過去問を5年以上勉強しましょう。
正直5年に明確な意味はないです。
しかし5年以上解ければ基礎や応用力も身につきます。
8月以降は過去問になかった分野の勉強や問題を解きましょう。
国試がわかる本や領域別問題集がおすすめです。
あとは並行して卒業試験対策をするのもありです。
年が明けたら薬ゼミの直前講習会のプリントややまかけに参加するのもいいと思います。
科目別のスケジュールなどより詳しい内容は後日記事にしていきたいと思います。
大事なのは早めにはじめて、効率よく勉強することです。
いかに早くはじめても非効率な勉強をしていればCさんのように結果がついてこないことでしょう。
次回からは効率的に勉強するにはどうすればいいかについて記事にしていきたいと思います。
- 受験勉強を早めにやることで余裕ができる。
- 留年した人の特徴として、はじめる時期が遅いまたは非効率な勉強をしていたことがあげられる。
- 効率的に勉強することが何よりも大事なことである。