「マインドマップって勉強とかに役立つの??」
「マインドマップを使って勉強したいけどやり方がわからない…」
今日はこういった疑問にこたえていきます。
私は先日105回の薬剤師国家試験を受験しまし、結果は248点で合格できました。
受験期ではマインドマップやフラッシュカードなどを使って効率重視で勉強してきました。
今回はマインドマップを使うメリットとやり方について紹介していきたいと思います。
薬剤師国家試験の勉強法やスケジュール例、勉強に役立つツールを紹介しています。
目次
【結論】マインドマップは勉強に役立つ。
結論マインドマップは勉強にやくだちます。理由は大きく分けて2つですね。
1つ目は応用力がつくことです。
マインドマップは知識と知識を結びつけることができます。
たとえばこのマインドマップを見てみましょう。
一見つながりがないようにみえるかもしれません。
しかしこうすることで関連性を見つけられましたね。
これは青本をもとに作ってみたマインドマップです。
物事のつながりをつくったり、分類することをチャンク化といいます。
チャンク化の簡単な例として電話番号があげられます。
覚えにくい 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
覚えやすい 〇〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇
こんな感じにハイフンを使い分類することで覚えやすくなっていますね。
勉強の時もチャンク化を意識するだけで記憶力と応用力のどちらも向上できます。
もちろん自分なりのつながりをつけてもOK。
オリジナルのマインドマップを作れるようにあれば応用力も自然とみにつきます。
2つ目は復習が簡単である点です。
マインドマップは隙間時間に復習しやすいです。たった1枚の紙から多くのことを復習できます。
またスマホなどのデジタルマインドマップをつかえば問題も作れます。
図
サブブランチを折りたたんで、メインブランチに質問を書けばこんな感じで問題が作れます。
手書きで書くのが面倒な人はスマホなどからでも簡単に作れます
たとえばMindMeisterなどのアプリはスマホから作成できます。
無料のアプリもあるのでまずは実際に使ってみてみるのがいいですね。
【基本編】マインドマップの書き方
ここから実際にマインドマップを書いていきましょう。
今回は消化性潰瘍のマインドマップを例に考えていきますね。
また手書きとデジタルでも基本は同じです。
セントラルイメージを決めよう
セントラルイメージは簡単にいうとテーマです。
ここでは真ん中の「消化性潰瘍」がセントラルイメージですね。
自分が覚えたい内容や分野を中央に配置しましょう。
また文字ではなく図やイラストでもかまいません。
むしろ文字よりかはイラストのほうが記憶に残りやすいのでイラストがあればそちらを優先して配置します。
メインブランチを配置しよう
メインブランチは基本アイデアの役割をはたしています。
マインドマップを作る目的などからメインブランチを決めましょう。
ここでは物理や化学などの科目をメインブランチにしました。
このマインドマップでは科目間の知識のつながりを把握するために科目をメインブランチにしました。
目的がなかなか思い浮かばないって人はこれらの質問に答えて決めるのもいいですよ。
● どのような知識を求めているか
● もっとも重要なカテゴリーは何か
● 5W1Hで自問自答する
ここでポイントなのが1つのブランチに1単語にしておくことです。
文章などにすると、ブランチ間のつながりを見つけにくくなります。
単語にすることで創造性が向上し、つながりを見つけやすくなります。
サブブランチを作ろう
メインブランチを作ったら、さらにサブブランチを作りましょう。
メインブランチのあとにつながっているのがすべてサブブランチですね
ここからは自分の好きなように配置していきましょう。
気づいたことやアイデアをどんどん書き込んでいきます。
あとからサブブランチのほうが大事なことに気づくかもしれません。
アプリだったらあとから簡単にメインブランチにできるのでオススメです。
応用編
関連しているものをつなげる
ここはマインドマップを学ぶメリットでも話しましたね。
慣れは必要ですが、数をこなしていくうちに少しずつできるようになります。
たとえばアコファイドのマインドマップを例にすると、
アセチルコリンエステラーゼから衛生のフェニトロチオンやフェノカルブ、鍵と鍵穴モデルと一見関係ないものと関連性があることがわかります。
関係性をみつけることで記憶力が向上するのでぜひ実践してください。
イラストを描く
あなたは文字とイラストどっちのほうが覚えやすいでしょうか??
おそらくイラストのほうが覚えやすいでしょう。
マインドマップに慣れてきたら文字よりイラストや絵を使いましょう。
イラストが下手でも全然大丈夫です。
自分がそのイラストをみて連想できれば下手なイラストでもOK。
逆に丁寧に描きすぎてその後の作業が滞ってしまうのはやめましょう。
またどうしても描けない人は画像で代用しても全然大丈夫です。
アプリやパソコンからやる人は画像のほうが便利なのでどんどん使っていきましょう。
色や記号を使う
マインドマップはモノクロよりカラフルな方が記憶に残りやすいです。
紙で書く際はメインブランチに沿って色を使い分けましょう。
アプリを使っている人は自動で色を使い分けてくれるから便利です。
また慣れてきたら自分なりの色の意味を考えてみましょう。
たとえば赤色だったら注意や警告、青色は安心、静かさなどなんでも大丈夫です。
色の意味を決めておくと後で復習するときに一瞬で思い出すことができるので大変便利ですよ。
マインドマップにオススメアプリ
ここではマインドマップにオススメなアプリやサービスを紹介しています。
アプリなどを使うといつでも簡単にマインドマップを作れるのでオススメです。
MindMeister
MindMeisterは受験期に使っていたサービスです。
値段も安く、iPadなどとリアルタイム連携できる点で使っていました。
パソコンで作って、隙間時間にiPhoneで復習するサイクルがオススメです。
初心者の人にも使いやすくなっているのでまずはマインドマイスターからはじめるのもいいでしょう。
Ayoaのマインドマップ
Ayoaのマインドマップは有機的なマインドマップやアイデアバンクなど多彩な機能がありオススメです。
また多くの人と共有して作業することもできるので友達とマインドマップを使って勉強する際に役立ちます。
しかし海外製のサービスなので説明はすべて英語です。
わからないところは自力で調べる必要があります。
またほかのサービスで利用可能なワードや画像変換、プレゼンテーション機能がまだ実装されていません。
一応実装予定と書いてあったのですが、いつ頃実装されているか書いていないので最新情報をチェックしておきましょう。
マインドマップの勉強に役立つ本
マインドマップをもっと学びたい人は本を使って勉強するのがオススメ。
役立った本を2冊ほど紹介しておきます。
著トニー・ブザン マインドマップ最強の教科書
マインドマップの考案者が書いた本の1つです。
マインドマップの基本的な使い方やシーン別(学習、記憶、健康など)の使い方など詳細にかいてあるので最初の1冊にオススメです。
1日で読み終える分量などで読書が苦手な人でも大丈夫です。
他にもさまざまな本がありますが、迷ったらこの1冊でOK。
ふだん使いのマインドマップ
本書はマインドマップの活用例が多く紹介されています。
みんなが作ったマインドマップの例を知りたい人にオススメです
またKindleUnlimitedに加入している人であれば無料で見れます。
マインドマップははじめからうまく描くことはできません。
何度も書いてやっとみにつきます。
何度も書き続けるうちに自分だけのマインドマップが完成し、知識も豊富になるでしょう。