【漢方薬】補中益気湯ってどんな薬なの??
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こんばんは! ほくむまです!

 

前回の記事では漢方薬の一つである六君子湯について紹介しました。

 

 

今回は僕がもう一つ使っている補中益気湯について紹介していきたいと思います。

 

具体的には、

  • 補中益気湯を飲んでいる人
  • 漢方薬に興味がある人

 

などにおススメな内容となっています。

目次

補中益気湯とは??

補中益気湯とは漢方薬の一つです。

 

主に、体力がなく疲れやすい人、胃腸虚弱の人などによく使われます。

 

もうちょっと詳しく言うと、

 

  • 虚弱体質、慢性疾患がある場合
  • 手術後や病気などで衰弱している場合
  • 咳が動悸などを伴う場合

 

ですね。

ほむくま
薬剤師さんによると高齢者によく使われる薬って言っていました!
しかし僕はまだ20代… 高齢者ではないのに使っています(笑)

補中益気湯に入っている生薬は??

ツムラの補中益気湯を参考にすると、

 

●オウギ 4g
●ソウジュツ 4g
●ニンジン 4g
●トウキ 3g
●サイコ 2.0g
●タイソウ 2g
●チンピ 2g
●ショウマ 1g
●ショウキョウ 0.5g

 

が含まれています。

ほむくま
それぞれの生薬の特徴は後日紹介していくよ!

補中益気湯の飲み方

通常、成人1日7.5g(1袋)を2~3回に分けて、毎食前に飲みます。

 

なお医師の判断で年齢や体重などで増減することもあります。

 

さて具体的に臨床成績データをふまえてどういった効果があるのか紹介していきたいとおもいます。
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補中益気湯の臨床試験で分かったこと

全身倦怠感などのだるさが約90パーセント改善された

インタビューフォームを確認してみたところ、全身倦怠感などのだるさが90%以上も改善されたことがわかりました。

 

具体的に説明すると、

 

食欲不振、疲労倦怠感等の症状を有する45症例に1日5.0g~7.5gを4週間以上投与し、12週目に有効性を検討したところ、食欲不振43例、手足の脱力感41例、全身倦怠感37例において90%以上の改善率が認められた。

参照 インタビューフォームより

となります。
この臨床成績データを見てもかなり優れた漢方薬であることがわかりますね。
さらに驚いた試験データもありました。

痔にも効果がある!?

最初見たとき痔にも効果あるの!?とびっくりしました。

 

痔核患者46例に1日7.5gを3ヵ月を目安として投与したところ、疼痛、出血、痔核脱出、
腫脹、残便感及び硬便を有意に改善した。

参照 インタビューフォームより

 

詳しい研究データをみていないのでなんとも言えないですが、痔にも効果があることがわかりました。

 

気になる副作用は?

結論から言うと、ほとんど副作用はありません。

 

ただ体に合わない人もなかにはいるので体に異常が出てきたら医師や薬剤師に連絡してくださいね。

 

また甘草を含んでいるので甘草を含む漢方薬や健康食品を使っている人は注意してください。

 

もし不安だったら医師や薬剤師になんの漢方薬、健康食品を使っているか伝えてくれれば答えてくれますよ。

 

まとめ
  • 補中益気湯は元気を補う漢方薬
  • 副作用はほとんどないが甘草を含むサプリメントを飲んでいる人は注意!

 

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