こんばんは!ほむくまです!
最近寒くなってきて朝起きるのがしんどくなってきました(笑)
しかも今日から実習が再開したので疲労困憊です…
さて余談はおいといて、以前の記事では社交不安障害の治療法について簡単に紹介しました。
今回はその中の薬を使った「薬物療法」を中心に話していきたいと思います。
「薬って具体的に何を使うんだろう??」など疑問に思う人もいるかもしれません。
今回はそれに答える内容を簡単に紹介していきたいと思います。
具体的には、
- 社交不安障害で薬を使って治療中の人
- 家族や友人が薬を使っているけどどんな薬なのか分からない人
- 薬物療法に興味がある人など
におススメな内容となっています。
目次
メインはSSRI!
SSRIの効果
まず薬を使っていく場合、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を使用することが多いです。
SSRIは脳内にあるセロトニンの量が減るのを防ぐ効果があります。
セロトニンの量が少なくなると不安が出やすく、悪化すると不安障害やうつ病の原因にもなります。
しかしSSRIを使うことで、セロトニンの量が安定するので過剰な不安や恐怖を感じにくくなるのです。
こんな症状が出たら注意して!
SSRIを始めた時期や薬の量を増やした時、不安や焦り、不眠などの症状が現れることがあります。
このような症状や副作用は自分では自覚がないため気付きにくいかもしれません。
なので周りの人や指摘されたり、気になることがあったら、自己中断せず医師に相談してください。
急に止めないで!!
薬を急にやめたり、急に減らしたりすると離脱症候群という症状が現れることがあります。
症状として、めまいや頭痛、手足のしびれや痛みなどがあります。
決して自己判断で止めたり、減らしたりせず必ず医師に相談して決めてくださいね。
不安が強いときは抗不安薬
抗不安薬は必要に応じで使用することがあります。
SSRIは効果が現れるまで2~4週間程かかるといわれているので、SSRIの効果が現れるまで抗不安薬を使用することがあります。
また不安が強くなる場面(プレゼンや食事会など)で頓服して飲むことがあります。
体の症状に合わせた薬を使う。
他にも、緊張時に手がふるえたり、汗が出たりするときにはβ遮断薬を使用することがあります。
また緊張して吐き気が出やすい人は吐き気止めとしてナウゼリンが使用されることもあります。
- SSRIを中心に薬を使う。
- 不安が強いときは一時的に抗不安薬を使用する。
- その他にも症状に合わせた薬も使用することがある。
参考書籍及びサイト