薬剤師が教える!薬学部1年生の勉強法を詳しく解説

先日コメントで次のような質問をいただきました。

一年生なのですが早すぎますよね。

各学年ごとに「特にこの勉強しとけ」など書いていただけるとありがたいです。

私にとっては一学年について詳しく書いていただけるとありがたいです。

 

今日は、薬学部1年生はどんな勉強をすればいいか紹介していきたいと思います。

 

この記事を読むとわかること
  • 薬学部1年生の勉強難易度を学べる
  • 具体的な勉強法を学べる

私自身再試験は1度も経験せずストレートで卒業できました。

 

なので記事の信頼性はある程度担保できると思います。

 

しかしながらここで紹介する勉強法は全ての人に通用するわけではありません。自分に合ったものを選んで実践していきましょう。

目次

薬学部1年生の勉強難易度は?重要度は高い?

6年間の中で1番簡単だが、高校と比べるとかなり難しい

まず難易度について説明します。

結論から言えば6年間の中で1番簡単です。

 

アリス
じゃあそんなに勉強しなくてもいけますか?

残念ながら簡単ではありません。
なぜなら科目の難易度や量が高校の期末テストに比べて難しく量が半端ないからです。

 

しかも専門的な内容になるので理解するのに時間がかかる科目もあります。

 

例えば物理や化学は短時間で身につけることは難しいです。また生物なども暗記することが多く大変です。

 

ほむくま
大学は専門的な内容を学びます。必然的に高校までと比べると難易度が高くなりますね

 

低学年の知識は意外と大事なのでしっかり勉強するのが大事

それと1年生や2年生の内容はCBTや国試でも出題されるのでよく勉強していると後で楽ができます。

 

しかしいつも一夜漬けでなんとかしていだ人は後で後悔することになるでしょう。

 

基本的に薬学部は学年が上がるにつれ難しくなります。また低学年な知識があること前提で授業が進むので知識がないと全くわからないことが多いです。

 

ほむくま
私の友達はいつも再履修が多く、学年が上がるにつれどんどんつらくなっていました。

 

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1年生はいつから勉強すればいい?

遅くても1ヶ月前、余裕があれば2ヶ月前から準備しておきましょう。

 

2週間前や一夜漬けでも受かる人はいるのですが、再試や再履修が多くなり後で痛い目にあいます。

 

私は2ヶ月前からテスト資料集めや問題を分析し、1ヶ月前から本格的に勉強していました。

 

しかし3年生になるとより専門的な内容になり難易度が上がったので2ヶ月前から本格的に勉強しました。
3年生の勉強法については後日記事にしたいと思います。

 

ほむくま
薬学部は勉強ばかりだけでなく実習もあり大変です。余力があるうちに勉強しておきましょう。

 

薬学部1年生のオススメ勉強法

ここからは勉強法について紹介します。
具体的に次のような流れでテスト対策するといいでしょう。

ステップ1 過去問入手および情報収集

勉強する前に先輩から過去問をもらったり、テスト情報を入手しておきましょう。

 

アリス
先輩からの情報って大事なのですか?

ほむくま
かなり大事です。情報があるのとないとではテストの難易度が変わるほどに大事!

薬学部の定期試験の範囲は膨大で1から全部やろうとすると相当な時間と根気が必要になります。

 

しかしテストの過去問や情報があればどういった傾向で出題されるのか、ある程度推測できます。

 

また時には過去問と類題した問題も出題されることもあり持っておいて損はないでしょう。

ただし注意点もあります。
それは定期的に問題形式や過去問になかった問題も出題されることです。

 

むしろ過去問になかった問題ばかり出ることがほとんどです。
過去問ばかり解くのではなく、あくまでどんなふうに出題されるのか傾向対策として使いましょう。

ステップ2 授業プリントや問題演習をしよう

日々復習している人はいきなり問題演習をしましょう。

 

授業を聞いていなかったり、内容を忘れている場合は授業プリントや教科書を使って理解しましょう。
ここで重要なのが暗記より理解をメインにすることです。

1年生の科目は物理、化学、生物と理解しないと暗記するのが難しい科目が多いです。
まず理解をしてその後段階的に暗記にシフトチェンジしていく方法がオススメですね。

 

ほむくま
私は授業プリントやノートをメインに使い、分からないところは教科書を使って理解しました。

 

ステップ3 学んだ知識を友達に教えよう。

最後に学んだ知識を友達に教えてあげましょう。

 

友達に教えるメリットは主に2つあります。

 

1つ目は勉強した内容をより理解できるようになる。
学んだ知識を教えるのはやってみるとわかるのですがかなり難しいです。

 

教える内容を完璧に理解し分かりやすく説明しないと相手にうまく伝わらないからです。

 

根拠を本で調べる

また教える際にうまく教えられないものがあったのであれば、その部分はまだ理解していないことにもなります。
教えることで苦手分野や覚えていないところを把握できるので勉強に非常に役立ちます。

2つ目として交友が深まり、テスト情報なども入手しやすくなることです。

 

誰だってわからないところを無償で教えてくれる人には感謝します。
また恩返しとして自分がわからないところを教えてくれたり、テスト情報を共有してくれることもありました。

 

ほむくま
自分から積極的に教えてあげましょう!

 

まとめノートは注意して使おう

たまに定期試験対策のまとめノートを使って勉強する人もいます。
まとめノートは要点がまとまっており勉強や復習に大変便利なアイテムです。

 

実際私も先輩たちが使っていたものや友達のまとめノートを使って勉強していました。
しかし便利な反面、注意しなければならないこともあります。

 

まず第一に間違っている可能性です。
まとめノートは自作なので当然間違いも多々あります。時には真逆のことが書かれていることもありました。

そのためまとめノートを使う前にまずは教科書や授業プリントで概要を把握しておきましょう。

また間違えがあると考えたうえでまとめノートを見るのもオススメです。
「ここはちょっと違うかな?こうすれば正しくなるかも!」など考えながら読み込めば知識の定着にもなります。

ほむくま
間違え探しみたいに解けば勉強になるからオススメです!

2つ目として情報が古い場合です。科学は日々進歩しています。

 

特に薬や法律関係の問題は改定されることがあるので情報が古いことが多いですね。

 

まとめノートがいつ作られたのかまず確認するのも大事です。

まとめ
  • テスト対策は1か月前から勉強しておこう
  • 過去問やまとめノートは便利だけだが、それだけやるのは危険!
  • 人に教えられるレベルになれば問題なく受かる。

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