こんばんは!ほむくまです!
最近の国家試験では長文形式の問題が多く出題されていますね。
過去問を解いていたところ、昔は短文形式の問題が多かった気がしました。(そうでもなかったらすみません…)
長文になったことで考える力がより大事になりました。
今日は長文問題を解く際に役立つ方法を紹介したいと思います。
- 長文問題の解き方を学ぶことができる
薬剤師国家試験の勉強法やスケジュール例、勉強に役立つツールを紹介しています。
目次
長文問題の勉強法
3年分の過去問を解く
長文形式の問題は最近出題されたばかりなので過去問が少ないです。
なのでまずは3年分を目安に勉強しましょう。
もうすでに勉強を終えているのであれば飛ばしても構いません。
あとは薬ゼミなどの予備校の資料で問題演習しましょう。
長文問題の例
ここで第99回と第105回薬剤師国家試験の問題を比較してみます。
第99回薬剤師国家試験実践問題問202
昔の試験ではこのように問題文が少なく、知識を問う問題が多かったです。
一方105回の問題はこんな感じになっています。
第105回薬剤師国家試験実践問題問200-201
105回の問題は知識を使って考えさせる問題が多い印象をうけます。
知識を使って考える問題が多いのは、臨床を踏まえているのではないかと思います。
実際臨床現場では知識だけでは対応できないことが多いでしょう。
臨床現場で即戦力になるためにも知識を使える薬剤師になりたいですね。
長文問題の解き方
105回の問201を例に解き方のポイントを紹介していきたいと思います。
基本的に大学受験の国語の勉強法と同じですね。
まず結論から見る
まずはじめに何を問われているのかを確認しましょう。
画像でいうところの①ですね。
最初に結論を読んでおけば事前情報をもとにスムーズに要点を掴むことができます。
解答欄を確認する。
その次に解答をみます。
画像でいうところ②です。
解答を見た結果私はこのように分類しました。
4、5はNMR、3は超音波検査、2はγ線?、1は??。
1はよくわからなかったので保留していました。
ポイントとなるところにチェックをいれる。
ここから問題文を読みました。
ちなみに私がチェックしたものはこちらです。
最初超音波検査って書いてあったので、3が正解だと思っていました。
しかしよく問題を見てみると、造影剤を使った画像検査と書いてあったので3は違うことに気づきました。
造影剤と超常磁性酸化鉄を見て、私はNMRを使っているのだろうと結論付けました。
よってNMRの説明である4.5を選択しました。
薬ゼミの解答予想でも4.5になっていたのでおそらくあっていると思います。
ここは正直慣れが必要ですね。最初は難しいと思いますが多くの問題を解いて慣れておきたいところです。
読解力があるとひっかけとかにも気づきやすいので読解力を鍛えるのもいいかもしれません。
読解力は読書をすると身につくので読書はオススメです。
- 最初に問題文を読もう
- 読書をして読解力を鍛えよう